道路のあれこれ~排水性舗装とか~

バイクも車も保持していて、
おかげでお金はあんまり無いんですがドライブ大好きな人間が道路について書きます。

今回は雨の日のアスファルトについてです。

■アスファルトってめっちゃすべる!!

バイク乗ったことがある人はわかるとおもうのですが、雨の日のアスファルトはめっちゃ滑ります。
足でブレーキをかけようとしても、バイクの車体が重たいのもありますが「サーーー」って滑っていきます。

なので雨の日は2輪は基本運転が結構怖いです。
(本当に怖いのはマンホールとか橋の結合部分だけど)

4輪でも教習所で聞くハイドロプレーニング現象とかもあるのでなんやかんや危ないことには変わりありません。

で、そんな雨の日。
特に高速とかですが、水はけいいなーって思いませんか?
大きな幹線道路とかも同じです。
あまり水溜りになっているところは見ないと思います。

もちろん若干傾いているというのもあるのでしょうが、道自体に工夫がしてあります。

排水性舗装というものです。

■排水性舗装って?

結構すごいです。
あのアスファルトが2層構造になっているのです。

道路の上のほうは隙間がたくさんあるアスファルトになっています。
これを排水性舗装といいます。

排水性舗装によって、雨が降った際に空間があるので水は下に浸透していきます(透水層)。
その下には基層と呼ばれる浸透しない層があります(不透水層)。

基層は水を排水溝等に流していくので、道路の表面には水溜りができにくいというわけです。
結構すごい!
知ったときは驚きました。

先日ママチャリレースでサーキットをママチャリで走ってきましたが、
こちらも排水性がすごくいいです。排水性以外にも鑢みたいに表面めっちゃでこぼこしてたりしますが

F1とかみててもわかるんですが、レース直後小雨ですぐやんだとかだと、
レース中に車が走るラインとかはもう乾いたりしますからね。

■透水性舗装ってものもある

さっきの排水性舗装は透水層と不透水層の組み合わせで排水することが目的でした。

この透水性舗装も水溜りはできにくいですが、目的が違います。
透水性舗装には不透水層が無く、アスファルトの下の地面まで水を浸透させます。

なので、表面に水がたまりにくいのはもちろん、アスファルトの下の地面にも水がちゃんといきわたります。
保水効果もあるので、ヒートアイランド現象対策にもなります。

川崎駅の東口にも利用されていたりします。
http://www.city.kawasaki.jp/980/cmsfiles/contents/0000033/33094/pdf08.pdf

■雪と排水性舗装

2018年は関東でも雪が降りました。
スリップを防ぐため、スタッドレスで無い場合チェーンを巻いているトラックを良く見ました。

コレ自体は事故防止でいいことです。

でも大して積もっておらず、直接アスファルトをチェーン付きの車が走ったことによって、
道路の表面がけずれました。

イヤもうほんとうに。

おかげで路肩にはがれたアスファルトの石が一杯で、自転車で走るときに走りづらい幹線道路の出来上がりです。

排水性舗装だと隙間が多い文チェーンとかで走ると砕けやすいんですかね?
2月3月は路肩の石を吸い上げたり除去する黄色い車を良く見た気がします。

このあたりは考え物ですね。。。
スリップして事故になるよりかは当然いいんですが。

今日はこんな普段見るけどあまり意識しないアスファルトについてでした。

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