週休三日になればいいのになと思う

このタイミングでの週休3日は賛成だ。
別に休みたいからではない。

勉強するための1日が欲しいのだ。
現在の社会人は会社以外で勉強する時間というものが無い(いや、土日はあそびたいじゃん!!!)。

世界的にどうなのかということはわからないが、少なくとも現在の日本では「新入社員はスキルが無くても良い」という常識がある。
自分もこの常識に助けられて、会社にはいってから、仕事やちょっとの土日で勉強した勢なのだが、
この常識に強く違和感を持っている。

社会人はその道のプロであるということがある程度の前提で話す。
プログラムのかけないプログラマーは職業として本来成立しない。
ただ、将来性や教育をしたら出来るようになるであろうということがあって、OJTやメンター制度といった言葉で
先輩が仕事として教育して、後輩は仕事として教育されている。

これで給料が発生するのが現実である。
このときにアウトプットは存在しない。

会社の文化の教育や、会社の就業規則といったことはその会社でしか学ぶことができないのでOJTで学ぶといい。

だが、プログラミングはどうだろう。
本当に会社でしか学べないのか。

会社で独自に開発している基盤といったものはその会社の文化のようなものなので、会社で学べば良い。
ただ、JavaのBigDecimalの初期化がnew BigDecimal(“20”)とnew BigDecimal(20)のどっちが正しいかということは
スキルとして勉強するべきだと思う。

プログラマーとして給料をもらうのであれば。

そこで週休3日である。
土日は今までどおり休む日にすれば良い。

それで、もう一日増えた休日については、自己研鑽の日に充てればいい。
前週会社で発生した問題についてスキル不足なのであればそのスキルについての勉強にすればよい。
余計な仕事をしないでいいので、効率は良いと思う。

別に仕事しても良いと思う。
はじめのうちの仕事なんて正直アウトプットなんかほとんどないので、勉強みたいなものですし。

週一の学校のようなものも出来てくるだろう。
週一で大学に通いながら、働きながら、休日は休日として休むことも出来る。

疲れた週や旅行に行きたければ2泊3日で旅行に行けば良い。

こうなると会社での給料体系がアウトプットで評価されるほうにシフトしていくはずである。
自給換算の企業だと月に4日分減ってしまうので損してしまう。

怠惰な人にはきっとマイナスである。
会社にいっていればいやでもなんでも働くことになる。
働くとなんだかんだいってもスキルはアップする。
これが年間52日くらい働かなくなるので、その分はスキルが身に着かなくなる

そして、有効にその1日を使える人は会社での、会社以外でのスキルを身に着けることをガンガンやると思う。
自由に使って良い時間が増えたのだから。
仕事するにしても、余計なMTGが無い日なのですごくはかどって自分自身のアウトプットはでるし、
学校に通うにしても、一日そのことについて勉強をするのであるからそれは1年、2年10年と続けばものすごい差になる。

自分のことは棚に上げて言うが、やはり給料をもらっている以上、スキルとして身に着けてから働くべきだと思う
とはいっても大学で学んだことと企業で働くことが一致しないことが多い以上(これも結構問題だとは思うけど)、
社会人になってからも勉強する機会があることが望ましいため、週休3日制のほうがいいのではないかなーと
思う今日この頃でした。

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