PDCAの良いところ悪いところ

PDCA
しっていますかね?

知らない人はPDCAでググるとコンサルタント的な人が色々書いているのでみてみると良いと思います。

さて、そんなPDCAですが、自分の勤めている会社はPとDは得意だけどCは苦手、、、って感じです。
というかCをうまくやっている人を自分含めあんまり見ない気がする、、、

今回はそんなPDCAのメリットデメリットを書いてみようと思います。

自分が勤めているのはIT的な企業です。
IT系企業ってなんだかよくわからないですが、PCつかってアプリケーションを開発しています。

ちょっと極端ですが、個人的な考えとしては、PとDだけでいいんじゃね?と思っている派(そんな派があるかわからんけど)です。

3ヶ月に一回くらいC的なものをやってAはもう次のPとDを行っているという状態が健全なんじゃないかなーって思うわけです。

たとえば、技術選定に失敗したとしましょう。

で反省をして次どうするかを考える。
でも正直未来変わりすぎなんですよ。

5年前にこんなにSaaSのサービスありましたかね?
10年前にmixiが廃れてtwitterとLINEがこれだけ社会インフラになることを予想してた人居ましたかね?
15年前にスマホがこんなに普及することを見越せた人が居ましたかね?

AWSというアマゾンのクラウドサービスですが、
5年前とかだとIaaSがメインだったように思います。

もっと前の大学時代とかは完全にそうでした。
すぐ準備できるPCとしてのクラウド、負荷が増えたらすぐにマシンスペックを上げて、
ハイパワーPCに出来るくらいのものだったと思います。

もっと上の技術研究をしていた人や言葉としてのSaaSとかはあったけど、
まだ一般人に武器としてのSaaSを実現しやすい環境は無かった印象です。

でもいまではSaaSを実現しやすい環境にどんどんなってきていて、IaaSは時代遅れな風潮です。

こんな状態でPDCAのCから何が学べるというのでしょうというのが率直な感想です。

それよりもまずちょっとのPとどんどんDが重要だと思うのです。

PDCAの弊害として保守的になるという事実があります。

PDCAが効果を発揮するケースとして紹介されるのは「失敗したときに同じ失敗をしないようにするにはどうすれば良いか」が大多数だと思います。

成功を次につなげるPDCAはあまり聞きません。

さて失敗しないためにはどうすれば良いでしょうか。
結構簡単で変化させないことでしょう。

新しいことをしなければ失敗は減ります。
その変化しないものに対して、新しく発生した問題に対してCしてAすればもっと問題は発生しづらくなるでしょう。

これが有効な分野とそうでない分野があると思っています。

たとえば細かな失敗が許されない建築業界やすぐリコールになってしまう自動車業界、
電車とかのあまり大きな技術革新がおきづらく、問題が発生したときのインパクトが大きく、簡単に修正も出来ない分野ではPDCA的なことが必要だと思います。

システムでも銀行のシステムや東証のシステムとかはこういった系統でしょう。

でもそれ以外のIT系のものについてはPDCAで守っていては、今のことは守れるかもしれないですが、
そもそも守っているものが気づいた頃には腐ってる(時代遅れで誰も使わない)ってことが発生するでしょう。

10年前のWebサイト見てみてください。
古臭くて使えたものではないでしょう。

企業の人事システムとかも古臭いですよね、基本。

Googleで人事システムって画像検索すると分かると思います。

Windows98時代の画面?中学校でさわってた画面に似てる、、、
ってなりそうです。

こんなのに現代っぽい見た目、動きのアプリケーションが来て、機能が変わらなければ
淘汰されてしまうでしょう。
(もちろんコスト面もありますが、オンプレサーバーを用意するよりもマルチテナントで動いているSaaSのほうが価格も安くなる場合がおおいです。サーバーも基本的に経年劣化で壊れるといった事も無いし)

なので、IT業界ではPDCAを回せる人よりも、
未知のことに対してPとDをぶん回せるほうが重要なのでは?って思ったりします。

人間そこまでばかじゃないので、おおっぴらにCをするんだ!Aにつなげるんだ!!
ってやらなくても無策でつっこんで同じような失敗を繰り替えすってことはあんまないよ。

あっても修正すればいいよ。

そんな記事でした。

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