社会人になって、いまだに分からないことがあります。
それが工数管理。
概算工数についての重要性は理解しています。
大体一ヶ月かかる作業なのか、一週間なのか、2日とかでおわるのか、一ヶ月以上かかるのか。
自分はプログラマーでアプリケーションを作成していますが、自社開発なので(not 下請け)、
自分で工数も決めることが出来ます。
ある程度やった事がある仕事であれば工数は正確に出すことができます。
ただ、やった事が無い仕事に対しては1月単位ではぶれは無いですが、結構当初の予定とはずれます。
この違いは明確で、作業ベースで工数を引けるかどうかです。
たとえばすごく分かりやすい例で
プリンターで資料を1000枚印刷する工数
これは工数が読めるでしょう。
一枚印刷するのに何秒かかって、それが1000枚だからって計算になるはずです。
やった事がある仕事についてはリスクも見えるので、ある程度正確な工数を引くことが出来ます。
でもそうでもない仕事については工数なんてぶっちゃけ読めません。
よく後輩に「工数見積は大事だよ」っていうところは見ますが、工数がちゃんと読める仕事はルーティンワークです。
マニュアルどおりにやっていけば良い仕事。
こんな仕事ばかりではないです。
また、基本的に工数は膨らむものです。
不具合を10個修正したら1個新しい不具合が出来ます。
残念なことに、、、
それでも先輩になればなるほど工数どおりにできるようになります。
多分工数どおりに出来る人は、正確に工数が見積れるわけではなく、
以下のパターンのどれかなのでは無いかと思います。
ある程度やった事があって概算は分かった上で、
・はじめから1.3倍くらい多く工数を確保している
・10計画していた上で3を削っている
・10計画したけど質を落として10やっている
の3つのどれかじゃないかと思っています。
がんばったらできるかっていうと、出来なかったらがんばってないかというわけではなくて、
上記のどれかを選択せずに愚直にやっちゃったかだとおもいます。
ガンバりゃできるのかとかがんばってないからの精神論はなしです。
一応プロなのでアウトプットを出している前提で話をしています。
概算は大事です。
で、その概算から遅れた場合はがんばる以外の状況を提示できるようになると社会人ってことなんですかね?
自分の中でもまだがんとちゃーととかえくせるでの工数色塗りに意味が見出せないので、
ちょっとしまりのない終わりになりました。
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