twitterと自己顕示欲

前提:人間は漏れなく自分を認知してほしいし、
認知されないと駄目になっていく

こんな前提のもと、今のtwitterとこの前提条件を考えるみたいなやつです。

存在を知ってほしい、個としての自分を知ってほしい欲があって、
結構それが行動の始まりになることが多いと思います。

昔から、自分の考えを知ってほしいから俳句ってあるのかなーとか思う。
よりみんなに知ってほしいから、世界への影響力を高めたいから戦争とかしたり
日本統一しようとしてみたり。

昔は知ってもらうためのハードルがすごい高かった。

日本中に発信したいのであればなんらかの努力をして人の目につく存在になってテレビに出る必要があった。
新聞にのったり、ラジオで放送したり、本を書いたり、、、

1億2000万人だっけ?のなかでも悪目立ちでもなんでも目に付く存在になるための「努力」をして「実力」をつけないと世の中に認知されなかった。

小さな会社というコミュニティでも、他の人よりも目に付く存在になって上司になる必要があったし、
他の世界でも発言力をつけるためには、他の人よりも目立つ「努力」と「実力」が必要だったんだと思う。

親の七光りも実力だし、生まれ持った容姿でもなんでも実力。
容姿だって磨いてるしね。。。割と尊敬。食べたいものも食べないで努力してるのとか本当にすごい。

親の七光りも同じ業界じゃないと光らないし、
プロ野球選手の息子の数学者とかプラスになるのか・・・?みたいな。
で同じ業界だと比べられちゃうストレスと戦って努力して。
すごいと思う。

閑話休題。

さて、今のこのITが生まれてまだそこまでたってない今、色々変なことが起きてるんだと思う。

日本とかじゃなくてだれでも世界に対して発信できるようになった。
今書いているブログも、読んでくれるかは置いておいて、アメリカからもこのURLたたいてくれればこのブログを読んでもらえる。

すごい。

なので、掲示板で、ブログで、mixiで、twitterで、Facebookで、インスタで、
ちょっとハードル高いけどYouTubeで、ニコニコ動画で、、、
色々発信しまくった。

でも、当たり前だけど、実力を持った人も同じように発信するので、
ちょっと書いたくらいでは一般人の投稿、書き込みなんて見向きもされない場合がおおい。

認知されたくて書いているのに、認知されない場合
さらに似たようなことをtwitterで書いているのにいいね!が2000個付く人と1個な自分を比べて、
書く前よりも認知されたい欲がしょんぼりしてみたり。

まぁ実力がわかりやすく反映されているだけなんだけど、それが分からない人も多い。

なのでココから4つくらいに分かれたりするんだと思います。

ちょっとtwitterを例にしてみます。
1.バズってるツイートをぱくる
2.ヒットしそうな創作を事実のように投稿する
3.人がしないことをする
4.批判をする

1.バズってるツイートをぱくる
パクツイというやつですね。
自分で面白いコンテンツを作ることができないので、
面白いコンテンツを自分で作ったとして投稿してしまうことです。

コンンツ自体が面白いのでいいねがついたりリツイートされたりされて自分のツイートでもないのに自分に人気が出たように勘違いしてその一瞬の自己顕示欲は満たされるでしょう。

やっぱり自分も自分が書いたツイートとか絵にいいねが付くのはうれしいので。

まぁ、法律的にとかよく分からないのですが、
他の人の実力をそのまま借りてやるのはなんか違う気がしますけどね。

自分はおもしろツイートとかできないし、
面白いツイートが流れていること自体そのコンテンツの1消費者としては別にいいですが、
本人にとってはあんまりいい気はしない気がします。

2.ヒットしそうな創作を事実のように投稿する
ちょっと前にはやった嘘松とかそういうやつですね。
http://donsok.com/archives/16830313.html

夢小説とか昔からあるのでこういったジャンルは需要はあるのでしょう。

まぁ自分で妄想を考えて書いていますし、内容も「イヤイヤイヤイヤww」ってものがあって楽しいです。

でも愉快になるものではなく、架空の敵を作っていいねが付きそうな内容を投稿するのは不愉快ですね。
「男にこんなことされた」
「女にこんなことされた」
「ファミレスで子供がー」
どうせなら愉快な完全創作嘘松さんがいいなーっておもいます。

3.人がしないことをする
twitterにあほなこと投稿して炎上するやつですね。

牛丼屋さんとかコンビニアイスとか。
さすがに最近は世間様の反響がやべぇってことで減っているようにおもいますが、
犯罪自慢、突拍子もない事自慢は自己顕示欲をお手軽に満たすには良いと思います。

さぁ、今すぐに東京駅前で「一時間後裸になりまーす」って看板掲げてツイートして、
実際に裸になる前に取り押さえられると良いよ。

多分いっぱいリツイートされるよ!
駅員さんとか警察の方は大変だと思うけど変な犯罪するよりよっぽど良いよ。

この誰もやらないことをやるというのはやっちゃいけないことをやることなので、
母数とか少ないし、やるのに結構自分の心理的を含めて実行までのハードルが高いので実行できる人はほかのことでも自己顕示欲を満たすことは出来ると思います。

4.批判をする
これめちゃくちゃ多いですねー。

有名人に存在知ってもらえるのって、そこいらへんの一般人に認知されるよりうれしいですよね。
ツイッターでは有名人とコミュニケーションとることができます。

公式サイトからのメールとか他のツールでも色々意見は言えるのに、
ツイートでも直接DM送れば良いのに、
みんなにも自分のコミュニケーションを見てほしいから公開でツイートに返信する。

批判のコメントのほうが有名な人のファンにも注目を浴びやすいので批判コメントをする人のほうが多い気がする。

そして、そのファンにも「え、何きれいごといってるの?」みたいな返信をする。
そのコメントにりぷが来たら狂喜乱舞ですよね。「かまってもらえたーーーー」って。

日本人は批評家が多いってどこかで任天堂スタッフが書いてるコメントを見たのですが[要出典]、
(海外は良くないものには(F○○Kって指立てて終わりだけど、日本人はもっとこうすれば、、、みたいな批評を始めるみたいなやつ)
(海外と比較する経験をしたことがないのですが、どこかの国と比較するわけじゃないけど、多い気がする)
それもあいまってなんかよく分からないtwitterの有名人とか人気があるものを批判する文化があるんだとおもいます。

個人的には本当に最悪な文化だと思います。

あと10年もしたらもっとクラスタも整備されたり、
デジタルネイティブがもっと大人になるのでこのアタリの感じや肌感覚てきなものも分かってくると思うんですがね。

上みたいなことをやってる人には
「○○が△△(有名人とか有名なメディア)で紹介されました」
じゃなくて
「○○がブログが紹介されました!!!」
「○○がtwitterが紹介されました!!!」
という文字が宣伝になりそうだもんね。。。

笑い事じゃなくて地方のおみやげやさん行くとなんかまだこういうのみるし、、、

海原雄山の「馬鹿どもに車を与えるな!!」じゃないけど、なんか分かる気もする。

そんな思考実験だったりしました。

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