たぶん人間・人類には早かったインターネットコミュニケーション

コミュニケーションはすごく大事。
というかたぶんコミュニケーションしないと人間・人類として生きていけない気がする。

コミュニケーションでたぶんすごくハードルが低いこととして、
まぁいわゆる井戸端会議というやつがすごくハードルが低いことだろう。

井戸端会議の内容は、経験したことが無いからあれだけど、
「共通の何かに対して批判をする、噂話をする」
ってことが多いと思う。
ポジティブなことよりもネガティブなことのほうが盛り上がりやすい傾向にあると思うし。

なかなかないよね!
ビルゲイツが募金してて、どれくらい救われている人がいるかについて語ることとかって。

そんなことよりも、
「○○さんちの息子さんが~~」
とか、もっとほかの人も含めた共通の話題になると
「あの有名人不倫してるんですって」
とかそういうのになって、たとえばスポーツだと
「あのピッチャーのフォームが良くないからなー」
とか
「俺が監督なら70分の時点で○○交代させてたわ」
とか。

スポーツとかだとプロに対して素人が浅い話をしたところで別に生産性は無いんだけど、
コミュニケーションとしては盛り上がる。

スポーツを一緒に見ながら内容に対してあーだこーだ言い合うのは、
そのスポーツという共通の話題に対して盛り上がっているので、
これは正しいことなんだと思う。
この場合、「何で三振するんだよー。もっと玉選べよ」っていう台詞も、
批判とかも別に選手に対してなにか言いたいことがあるわけではなくて、
単純に一緒にその場の共感を得て盛り上がるために話していることなんだと思う。

有名人を共通の話題にしてコミュニケーションをとって盛り上がるのもきっと楽しい。
最近はテレビを見なくなって久しいが、中学校のころフードファイターとかの話題で盛り上がるのは楽しかった。
「これの胃袋は宇宙だ」みたいな。

ここまではたぶん良かった。

でも人類はインターネットというものを手に入れて、
SNSとかを手に入れて、
その話題にしていた第三者とつながりを持てるようになってしまった。

それで何を勘違いしたのか、インターネットになれていない層が、
たぶん井戸端会議の延長でSNSとかを使って、そういった三人称を二人称に変えてしまった。

これでは井戸端会議は成立しない。

人間だれしも、道端であった人に
「一週間前から見てたんだけど、あなたファッションデザイナーなの?
 わたしファッションデザイナーじゃないけど、あなたのファッション良くないわね」
って言われていい気はしないだろう。

なんじゃこいつ?っておもって終わる。
でもなぜかわからないけど、インターネットの世界ではこういったことを平気で行う人が多い。

そう、あなたが知ってる有名人はあなたのことを当然知らない。
しかもその誰だか知らない人に良くわからない批判をされる。

現実世界で考えてみてほしい。
こういったことをして「誰だかわからないけど、指摘してくれてありがとう」って握手できる人がいるんだろうか。

また、たぶん多くの人間は少なからず虚栄心というものを持っている。
自己顕示欲といっても良いけど、そういった「目立ちたい」という考えがある。

昔は結構難しかった。
テレビに出るにも、ラジオに出るにも、雑誌に載るにも下積みとか実力とかいろいろ必要だった。

でも今はちょっと手軽に手に入る感が出てしまってきている。

ばずったツイートに「FF外から失礼します!!」ってやつ。
しかもちょっと変なこととかただのいちゃもんつけて、
「いやいやお前おかしいやんけ」って目立つことができるんだよね。。。

ポジティブとか賛同しても目立たないから批判的なことを書くことが多いよね。

あと30年もしたらこの現状も変わってくると思うんだけど、まだ後5年はかわらないかなーって感じ。

10年くらいで落ち着くといいんだけどな!

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