世の中実力がモノを言うらしいです。
この実力ってすごい色々ありますよね。
容姿も実力だし、
声も実力だし、
コミュニケーション能力も実力だし、
年齢も実力だし、
ゴマスリも実力だし。。。
で、きっとこの色々なパラメータが組み合わさって、レーダーチャート式に評価される。
頭では分かっているんですよね。
たとえばプログラマーの実力ってプログラミングだけでなく、
ゴマすりとか社内政治とかそういったことに長けていることも重要で、
プログラミングの能力なんてものはその実力のパラーメータの一部だってことは。。。
圧倒的なプログラミング能力があれば、突き抜けていれば他のパラメータなんて気にならないんだと思うんですが、
そこまでの実力なんてありません。
頭では分かっているんです。
ちょっとプロミングが出来るよりも、
プログラミングがあんまり出来なくても社内政治が出来たほうが評価されたりするってことは。
でもやっぱりプログラミングが出来ない人が上司っていうのは納得がいかないんですよね。。。
どうしても「え、実際できるの?」って言いたくなってしまう。
実際にやらないで何を判断するの?
何をリスクって捕らえるの?
工数の妥当性ってどう判断しているの?
優先順位ってどうつけているの?
みたいな。
出来ない人には口出しして欲しくないっていうのが根底にあるんだと思います。
でもなんか全能感をもっていたり、
口出ししたり、
ちょっとかじったくらいで「こうすれば」って言ってきたり。。。
たぶん政治力で上に言った人はプログラミングに口出しするべきではなくて、
その政治力で全体の工数調整だったり、
人員調達とかするべきなんだと思います。
ココがわかっていない人があまりにも世の中にあふれていて辟易とします。
何で仕事だと出来るって思うんだろう?
長距離走とテニスは同じスポーツでも結構違いますよね。
マラソンの世界一位はテニスでの世界一位ではないです。
ゴマすりとプロミングって
長距離走と漫画を描くことくらい違うんだと思います。
なんでできると思ってしまうのか。
別にゴマすりが汚いとか批判したいわけではないんです。
社内政治とか自分には出来ないし、結構精神力とか色々使うと思うし、素直にすごいと思います。
めんどくせってなっちゃうので。
でもそれも力ですし、
「困ってるんだけど、これ知ってそうな人居るかな?」って聞いたら大抵そういった人は情報持っています。
めちゃくちゃ助かります。
世の中全体が結構ハロー効果って言うんですか?を利用しすぎなんだと思います。
政治家はその分野のプロフェッショナルじゃなくて良いんです。
政治家は政治力がカンストなだけで、
物理学に詳しい必要も、数学に詳しい必要もないです。
そういった事は培った政治力とか人脈とかつかってできる人にお願いすれば良いんです。
そういった人が気持ちよく働けるように場を整えればいいんです。
野球のプロは政治のコメンテーターは出来ないと思います。
お笑い芸人は政治のコメンテーターは出来ないと思います。
もちろんそういった能力がある人も居ると思うのですが、
無条件に一芸が出来るからといって他のことが出来ると思うのはやめたほうがいいです。
やっぱり自分は何で評価されているかを常に認識して生きて生きたいですね。
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