今会社で利用しているメーラーは何を使っているだろうか。
内製のメーラーを使っていないだろうか。
それが製品であればいい。
ドッグフーディング的な位置で使っていたり、また製品として販売しているのであればそれなりに信頼性が置けるものなのだとは思う。
でもこういった基本的に保守やメンテナンスはG Suiteに任せるべきだと思う。
セキュリティはしっかりしている。
サービスも停止しない。
共有カレンダーでスケジュール管理もできる。
Googleスプレッドシートの共同編集はすごく便利だしバグも少ない。
GoogleDriveでの情報共有も容易だ。
そしてサーバーのメンテナンスは不要である。
このサービスが年間1ユーザーが14,400円で利用できる。
年収600万円の社員を3人メーラーの保守・機能開発に据えていた場合、
1250人の社員を賄うことができる。
そしてその3人の社員は他の仕事をすることが出来る。
もちろんG Suiteで出来ることはメールだけではない。
スケジュール管理やファイルシステム、ドキュメント系のアプリケーションも利用が可能だ。
コレをコラボレーションしながら進めていける。
当然スタートアップ時は色々な設定で大変になるとは思うが、それはどのシステムでも同じだし、
Gmailほど利用ユーザーがいてこなれているメーラーは現時点で存在しない。
もちろん内製し、その企業にフィットしたメーラーやスケジュール管理システムもあるとは思うが、
9割がたの企業では置き換えても問題ないはずだ。
このように巻かれることが出来る部分についてはどんどん利用して、
自分の会社でやるべきことに集中するべきである。
今後の社内情報システム部門は何でもかんでも内製ではなく、
社内で無駄な仕事を行っていないかうろつき、無駄な業務(IT化されておらず非効率な業務)に対して、
内製という選択肢だけでなく、G Suiteを利用するかといったことを視野に入れつつのジャッジをすることになっていくと思う。
その上で内製がいいとなれば作るべきだ。
ただし、設計して下請けに投げれるような(程度の低い)システムであれば今一度世間を見て、
そのようなシステムが既にないかを探すべきだと思う。
そのためには情報システム部は社内だけでなく、他の企業についても知るべきである。
こう書くと今からメーラーは内製すべきではなく、世の中すべての企業がG Suiteを利用すべきだと書いているように思うかもしれない。
正直そのとおりである。そのような意図で書いている。
世界すべての企業がGoogleにお金を払ってGmailに統一もやむなしだと思う。
それほど今からメーラーを企業として作成することのメリットはない。
(別にGoogleが嫌いならMicroSoftのExchange Onlineを使っても良いと思う。似たようなものがある)
スケジュール管理についても、自社で開発や自分で作るのではなく、たとえばbrabio!というサービスを使っても良い。
複数人数で進捗管理ができ、GoogleアカウントやMicroSoftのアカウントでシングルサインオンができる。
またどこからでもアクセス可能だ。
こんなものをいまさらRedMineを魔改造して保守して進捗管理するのも正直馬鹿らしい。
300ユーザー10万円で利用できる。年間使っても120万円だ。
新人1人(人件費600万計算で)雇わなければ1500人分使える(この辺は交渉次第でもっと安く出来そう)
このように必要そうなシステムは世の中に既にある。
似たようなものを外注するのは時間とコストの無駄遣いである。
情報投資効率を著しく下げている要員である。
これからは誰にでも作れるような(言い方が悪いが低単価の下請けプログラマー(技術ある人は除く))システムの価値はなくなっていく。
もっと言うと保守する分負債になっていく。
これからの情報システム部門はシステムの内容やセキュリティ知識についてはもちろんだが、
こういった知識のない経営陣(偏見だけど、経営陣は経営のプロではあるが情報技術のプロではないという前提)に対して、
会社のメリットまで落とし込み説得する(なぜ1ユーザー年間14,400円払うほうがコスパが良いのか)といった
能力が求められるようになっていくと思う。
また、今後は「納品」という概念はなくなっていく気がする。
システムは成長するべきで、機能が追加されないシステムについてはメリットがどんどんなくなっていく。
そのリリースした製品に対してフィードバックを得て機能追加をしていくサイクルが必要である。
そうなると「納品」という概念は必要なく、意味がないものになっていく。
その時点で完成で今後機能追加されない製品というのは代替サービスが大抵あり、そちらに流れていくだろう。
このあたりはきっとSaaSのおかげで割りと簡単にサービスが提供できるようになったからな気がするけど、
この時代の流れに乗っていかないと「時代遅れなおっさんプログラマー」になってしまう気がする今日この頃です。
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