凍牌1部(全12巻)読んできました。
読んだ直後の感想です。
ストーリーに絡むネタバレはないように書いていきますのでご安心を?
絵柄が相まってグロくないんですが、結構グロいことやってます。
天牌の人が書いたりしたらちょっとひどいことになってたかも?
内臓とか見えてるシーンあるし。
指はプラモのパーツかなってくらいとれたりついたりする印象
とはいっても別に下手というわけではなく、
堂嶋見開きの「行け!」は結構ぞくっとしましたし、
優と外で会話してるシーンでの沈黙の表現(モブが通り過ぎるので時間の経過を表現)
は使い古されているネタなのかもしれないですが、間といいよかったです。
敵の演出もうまいです。
関はいい感じにゲスですし、1部ラストの大辻もうまくヘイトを稼いで、
ストーリーもよかったです。
何というか勧善懲悪なストーリーではなく、
ゲスはゲスですし、主人公のKも決して善人ではないです。
でもご無礼なあの人ほど人間味がないわけでも、
完全超人な訳でもなく、割とこういった漫画(主人公つえー)には珍しく、
人間味があると思います。
自分はスピンオフのライオンのほうを先に知ったのですが、
本編を読むと堂島のスピンオフができるのは納得ですね。
かっけーもん
スキンシップキックとか。
別に説教臭いわけでも、人間模様の泥臭さを描いたわけでも、
麻雀哲学を説くわけでもなく、
ポジティブな意味でいい意味で毒にも薬にもなりにくい漫画だと思います。
とはいっても、やっぱりやくざ的な男表現とか
逃げるなとか、そういったことは結構心には刺さるので、
読む人によっては薬になるのではないかなーとか。
自分はエンターテイメントとして、素直に頭を空っぽにして読むことができました。
最後のミスター麻雀を応援している人たちの一コマとか本当にうまいなーと。
それもちゃんとキャラクターが立っていて、変な説明臭さがないからですね。
あーでもなんか「これで楽しんで麻雀を打つのは最後」的なやつ。
あれは結構さみしかった。。。
続編の人柱編も楽しみに読んでみたいと思います
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