はじめはただのデスゲームものかとおもていました。
若干のネタバレあり?
でもちょっとコンセプトが面白かったです。
「後催眠100個仕込まれて、それを行ったら自殺する」
っていうワンアイデアからあそこまでいろいろキャラクターが動くのは面白かったです
仕込んだ先生が後から亡霊みたいにいろいろ動くのは新しかったし、
なんとなく世界感があってよかったです。
こういった漫画の感想書くとどうしてもネタバレになってしまうので書きづらいですね。
とりあえず巻末のこのイラストはすっごいifの世界で、たぶん絶対こないんだけど、きたらいいのになーってイラストでしたね。
今回のきっかけは催眠でしたね。
催眠っていうとどうしてもえろっちいのが出てくるんですが、現実世界では医療とかでも使われているみたいですね。
人間の思い込みって結構すごいなーってのはよくよく感じていることで、
卓球とかやってても調子がいいときはラバー(木に張ってあるゴム)がすごいやわらかく感じるんですよね。
そういう時って玉がラバーにくっつくみたいに思ったようにコントロールできたりします。
調子が悪いときはラバーがめっちゃ硬くて、下回転のサーブも「これ、回転かかったか?」って感じになったりします。
多少は気温とか湿度もありますが、そこまで大きく変わらないし、同じ日の試合でも、同じ試合内でも変わったりするので、
結構人間の感覚なんて当てにならないですね。
バイノーラル録音も結構すごい技術ですよね。
Xperiaとノイズキャンセリングイヤホンでバイノーラル録音ってできるんですが、トラックの音を録音して目を瞑って聞くと本当にそこにトラックがいるみたいに思います。
これは思い込みと違うのかもしれないですが、怪我がどこまで治るのかなーって思ったりします。
作中のキャラクターみたいにとんでもない傷を負ってしまった場合、当然生きていることはできないと思いますが、
怪我ってどこまで治るんですかね?
ちょっと切れたくらいなら治りますが、結構がっつり切れてしまうと一生傷跡が残ってしまいますよね。
リストカットくらいの傷でものこりますね。
でも細胞って20日くらいで人間入れ替わるって聞いたこともあるので、細胞が記憶しているんですかね?
「ここに傷があるからわすれるんじゃねーぞ!」って。
もしその「傷があったこと」を催眠で忘れることができるとかあれば傷って治ったりするんですかね?
メンタルだけでなく、気合で傷が治る世界って結構未来なのか、熱血の過去の話なのかわからないですが夢がありますね。
ちなみにどうでもいいですが漫画を読んだり、この文章を書きながらバイノーラルの作品きいているんですが、
結構集中するのにうっとうしいですね。これ。
やかましいwww
さて、作品の感想に改めて戻ってみて、登場人物がもれなく狂ってて、いっそ気分がよかったです。
なんか変なお涙頂戴とか、「ほら、感動シーンだぞ、感動しろよ!」みたいな部分もなくて、純粋におかしな漫画でした。
そこまでグロくもないし。
全4巻なので、頭空っぽにしてさくっと読みたい漫画としていい漫画だったと思います。
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