IT業界にいてよかったなっておもう事。
自分はプログラマーとして7年とか8年給料をいただく立場にいます。
大学時代はIT業界って変化が激しくて勉強が大変と聞いていました。
まぁ、確かにある意味間違っていません。
プログラムを書く上で開発環境と呼ばれるものを整備する必要があります。
ソースコードと呼ばれるものを書くエディタ機能だったりとか、
書いたソースコードをコンピュータが実行できる状態にするためコンパイラというものが必要になったり、
書くときもちょっと書いたら補完してくれたりもしてくれたり。
そういったいろいろセットになっているものを統合開発環境といったりします。
その統合開発環境ですが、Javaっていう言語ではEclipseってのが有名だったりしてたんですが、
そのバージョンも毎バージョン新しい物がでていたり、
Eclipse自体が時代遅れといわれてみたり。
プログラム自体の言語のバージョンもどんどん上がっていっています。
スマホのAndroidも気づけばver.9とかver.10とかですよね。
自分が持ち始めたころはver.3とかだった気がするんですが、
あっという間ですね。
5年も経てばすぐに時代遅れになります。
ただ、といっても全部なくなるかというと当然そういうわけではありません。
自分は企業向け(会計システム寄り)のシステム開発をしているのですが、
こういった業界では枯れた言語を使います。
新しいものはやっぱりバグがあったりするので、
ある程度こなれて、いろいろな人に使われて大規模なバグがなくなった状態
(こういった状態を枯れたと表現します)の言語を使うので、
たとえばJava12というバージョンがでても、まだJava8が全盛みたいなことは往々にしてあります。
もちろんスマホアプリ開発をしている人とかは流行に乗っていかないと
「見た目がなんかダサい、古臭い」って理由でマイナスになってしまう傾向にあるので、
そういった人は最先端の技術を使っているんですかね?
そのため、IT業界にいるからって最先端の技術を使っているかというとそんなことは無かったりするのですが、
この業界にいて明確に良かったなってことがあります。
それは「調べて突き進む癖」がついたこと。
IT業界にいると「不十分で世に出てきている」という状況が日常茶飯事です。
たとえば新しくできたビルのエレベーターの2階と3階を同時に押したら4階に行くとか、
2.5階で止まるとか、
2階→3階の順番に押すと問題なくそれぞれの階に止まるけど、
3階→2階の順番に止まると3階にしかとまらない
見たいな事ってまず起こらないじゃないですか?
こっちの業界では結構あります。
自分で書いたプログラムは言うまでもなく、同僚が、先輩が、
ほかの企業や個人が書いたプログラムではこういったことが往々にして起こります。
そのときに問題を切り分けて、聞いて、試して、ネットで調べて、
しかもそのネット記事も嘘で、また試して、解消して、、、ということが習慣になります。
これ、結構強いです。
パソコンのソフトって結構簡単に問題起きるんですよね。
それが、OSのバージョンのせいなのか、ウイルスソフトが悪さしているのか、
HDDがいっぱいで動かないのか等々そのソフト以外のところが要因で問題になることも結構あります。
あと書いてあること以外のことが発生することも日常茶飯事です。
○○のインストール手順
ってサイトを見つけてそれ通りにやってみるけど、
その○○のバージョンが変わっていてUIとか変わっててびびるみたいな。
なれない頃はこういったイレギュラーに詰まって作業とめたりしてたんですが、
もう今となっては問題ないです。
最近ブラクラ(?)補導問題で結構嫌気がさしていますが、
これからの世の中的に生きやすくなると思うので、お勧めの業界です。
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