「調べないで分かる」と「調べれば分かる(調べないと分からない)」の差

自戒もこめての乱文

「調べないで分かる」と「調べれば分かる(調べないと分からない)」って天と地ほどの差があるっていう事実です。

ココまでネットが普及すると結構「調べれば分かる」で満足してしまいがちです。

でもすごく当たり前の話なんですが「やらないとわからない」ことはいっぱいあるし、もっと言うと「知らないと話にならない」こともものすごく沢山あります。

特にIT系だと「調べれば分かる」のでOKとか、やったことも無いけど調べてやり方を知ったら出来た気になってしまうということが多いように思います。

スポーツだとそんなこと思わないですよね?
卓球の入門書読んで卓球やったこと無いのに卓球できるとは言わないでしょう。

実際にたとえば10分で構築できる!って書いてあっても何かひとつでもハマれば構築がすごく大変になりますし、問題を切り分けてトラブルシュートしていかなければなりません。

実際に手を動かしたことが無くて、ググって知識だけ身につけても何も出来ない場合も結構多いです。

前に「デッドロック」って自分で起こせる?って言うような内容を書きましたが、
「デッドロック」の単語は知っているし、基本情報の選択問題なら解けるけど、実際にコードを書いてデッドロックを発生させられないし、発生した場合の解消方法も知らないという人います。

ほかにも「調べれば分かる(調べないと分からない)」という人が使えない理由として、選択肢が狭まります。

たとえばマージャンの役。
ピンフしか知らない人と、全部の役を知っている人では牌のきり方がぜんぜん違うと思います。
ピンフしか知らない人とか正直話になりませんよね。

このように知ってる・知らないで大きくアウトプットは変わる例はアホほど身近にあるのに、IT系になるとこういったことがすごく薄くなる印象です。

「分からなければ調べれば良い」という人は知識がない場合、そもそも分からないということがわからないのに。。。

知識の浅さも本当に問題です。

確かに調べれば分かることは多いですが、検索結果に表示される内容は結構うっすい内容も多いです。

Javaのstaticって言うものを知っていても、ほかのスレッド処理的なものを知らなければ平気でstaticにパラメータを持ったりとか、、、

パソコン関連って
・PCで実施する
・PCではその場で検索できる
ことからなんとなく「調べれば分かればいいじゃん」という風土が育ちやすいのかもしれないですが、当然そんなことないですよという話でした。

コメント

タイトルとURLをコピーしました